玄米茶【13:00】ができるまで (FRONTEA/穀刻)
- yuma.yamamoto.200010@gmail.com
- 2022年4月10日
- 読了時間: 3分
更新日:2022年4月30日
コチラのページでは、【13:00】ができた経緯をご紹介します!
ブレンダー:星野孝太
・このお茶の着想を得たきっかけはなんですか??
サークル時代に始めてお手伝いに行った茶園が、実は在来茶の茶園でした。
それもあって、記念すべき1番初めのお茶は同じ「在来」にしたいと思ったんです。
そして、かねてからお知り合いだった「空洞庵」さんが在来のお茶を扱っているとお聞きし、飲んでみて、素材として選ばせていただきました。
また、「浅むしの玄米茶」というのも珍しいので、面白いかなと思いチャレンジしました。
・ブレンドする上で悩んだことはありますか??
ベースのお茶の良さは、「ゆったりとまろやかな時間を演出してくれる味と香り」でして、
玄米の香りがついたときに、バランスを失って蛇足になってしまわないか、とても悩みました。
玄米の炒り具合と配合を調整して、ちょうどいいバランスに行き着くまでに、何度も試行錯誤した思い出があります。
・最後に一言お願いします!
ホッとしつつも、気分を切り替えられる。そんな二面性をもつ風味豊かなお茶です。
飲んでくださった皆様に、満足のいく午後の時間を過ごせていただけたら嬉しいです。
お茶の生産者:空洞庵さん
何度かお手伝いにも行かせていただいた空洞庵さん!
元々家がお茶農家...というわけでもなく、静岡の山あいのお茶に魅力を感じて、お茶の生産を最近始められた方です!
そんな空洞庵さんの煎茶のモチーフは、「江戸時代のお茶」を目指していくこと。
丁寧に揉まれた優しい味わいの煎茶は、そのお人柄も相まって、ホッと一息するのにうってつけのお茶です。
そんな空洞庵さんにいくつかお話を聞いてみました!
・どんなお茶を目指しているのでしょうか??
ありのままの自然の味を楽しんでいただけるようなお茶を目指しています。
農薬肥料不使用というのも、それ自体に強くこだわっているわけではなくて、梅ヶ嶋という厳しい自然環境で育ったお茶の「自然な香りと味わい」を楽しんでもらえるよう、工夫しながらお茶作りをしています。
・お茶作りの際に特に工夫しているポイントなどはありますか??
一般的なお茶は1回に製茶する量が多い分、しっかりめに乾燥を行わなければならず、それゆえに、お茶の香りが一部飛んでしまうのが難しいところなんです。
自分のところは昔ながらの小さな機械で、その分茶葉に合わせて乾燥させることができるので、より豊かな香りをお楽しみいただけるのではないかと思っています。
・最後に一言お願いします!
忙しない世の中に、疲れてしまう人も多いご時世です。
でもそんな中で、ホッと一息できる、少しだけぼーっとできる、そういう瞬間をお届けしたいと思っています。
(ありがとうございました!)
空洞庵さんのお茶はコチラのサイト (https://kudoan.base.shop/ ) にて販売中ですので、気になった方は買ってみてはいかがでしょうか??

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